鹿スジ肉の時雨煮
使用部位は安価の「鹿すじ肉」を使用しました。
砂糖には肉を軟らかくする効果やにおい成分を抑える効果があります。さらに他の調味料の浸透をよくしてくれる働きがあるので下処理に使用しました。
圧力鍋で加熱する前に茹でこぼしをすることでにおいのもととなる灰汁を取り除きました。さらに圧力鍋でねぎとしょうがを一緒に加熱したところがポイントです。
圧力鍋で煮ることにより短時間で軟らかく仕上げることができます。
お酒はもちろん、白いご飯にも合います。
また、鹿肉には鉄分が多いので貧血予防に、ごぼうには食物繊維が豊富なので便秘改善に、しょうがには体を温める効果があるので冷え性改善につながります。
材料・分量(4人分)
| 材料名 |
分量 |
| 鹿スジ肉 |
300g |
| 砂糖(肉の5%) |
15g |
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| 長ネギの青い部分 |
1本分 |
| スライスしょうが |
3枚 |
| 塩 |
3g |
| 酒 |
100㏄ |
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| ごぼう |
2/3本(200g) |
| 砂糖・酒・醤油 |
各大さじ3 |
| しょうが |
20g |
| サラダ油 |
大さじ1 |
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| 七味唐辛子 |
適量 |
| 万能ねぎ |
適量 |
作り方
- 鹿肉の下処理をする。1㎝厚の細切りにした鹿すね肉に重量の5%の砂糖をまぶし20分置く。
- 鹿肉を水から茹でる。沸騰後5分したら肉を引き上げて表面についた灰汁を水で洗い流す。
- 圧力鍋に①の肉、酒(100㏄)、水(400㏄)、ねぎの青い部分、スライスしょうが、塩を加え蓋をして沸騰後、弱火で15分加熱する。
- ごぼうはよく水洗いをし、水を張ったボウルの上でささがきにし水につけていく。
- しょうがは千切りにし、針しょうがにする。
- 鍋にサラダ油をひき②の鹿肉とごぼうを軽く炒め、全体に油がまわったら砂糖・酒を加えて中火で炒める。
- 砂糖・酒が全体になじんできたら醤油と鹿の煮汁300㏄(ねぎとしょうがは取り除く)を加える。沸騰したら弱火にし、半量の針しょうがを加え汁気がなくなるまで煮たら残りの針しょうがを入れ、混ぜ合わせ火を止める。(焦げ付きやすいので注意する)
- 皿に盛り付け、七味唐辛子と小口切りにした万能ねぎをお好みで飾る。