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クミンみそ風味のイノシシ丼　たっぷり野菜とともに

・メインのクミンみそ風味イノシシローストは、風味を消しすぎないよう、クミン味噌と合わせたら時間をおかずに焼くことがポイントです。
粒のまま使ったクミンシードにより、噛んだ時の刺激的な香りで、イノシシ肉の風味にインパクトを与えます。
・黒米ご飯に炊き込んだレンコンにはビタミンCとカリウムが豊富に含まれています。
イノシシ肉に豊富に含まれる鉄分の吸収を助ける働きのあるビタミンCと、血圧の上昇を抑える働きのあるカリウムを含むレンコンを使うことで、栄養満点でヘルシーな主菜に仕上げました。
ビタミンCとカリウムはともに水溶性のため、炊き込みご飯とすることで、その栄養を漏らすことなく取り込むことができます。
・丼物の形式とし、器の中にサラダを盛り込むことで不足しがちな野菜を自然な形で口にすることができます。
また、油で揚げたレンコンチップスの食感が食べる楽しみを運んできます。
・千葉県の長南町ではレンコン、黒米などを名産としていますが、イノシシによる獣害も深刻で、水田の周囲には電気柵が張り巡らされています。
悪者扱いされているイノシシと、地域の名物であるレンコン、黒米をひとつの丼においしくまとめ上げました。

材料・分量（４人分）

 

材料 分量
【クミンみそ風味イノシシロースト】
イノシシ　肩ロース肉(塊) 500g
味噌 60g
醤油 40g
クミンシード(ホール) 小さじ1/2(約0.8g)
   
【レンコン炊き込み黒米ご飯】
白米 280g
黒米(玄米) 15g
レンコン(炊き込みご飯用) 120g
   
【盛り付け用サラダ類】
レンコン(チップス用) 5cm分
塩 少々
サニーレタス 2枚
サラダ菜 1株
水菜 1/4株
ニンジン 少々
紫キャベツ 少々

 

作り方

【レンコン炊き込み黒米ご飯】

  1. 炊き込みご飯用レンコンの半量を皮付きのまま1cm角に切り、残りを四つ割りにして1mm厚にスライスする。
  2. 白米を研ぎ、黒米、①のレンコンを入れ、炊飯器の2合の目盛まで水を入れ、30分以上おいてから炊く。

【盛り付け用サラダ類】

  1. チップス用のレンコンを皮付きのままスライサーで薄切りにし、170℃の油で泡が出なくなるまで約２分間揚げ、塩少々を振る。
  2. サニーレタス、サラダ菜、水菜を水にさらし、食べやすい大きさに手でちぎる。
  3. 紫キャベツ、ニンジンをスライサーで細切りにする。
  4. ④、⑤で作ったサラダ類の水を切って合わせる。

【クミンみそ風味イノシシロースト】

  1. 味噌、醤油、クミンシードを混ぜ合わせ、約5cm厚に切ったイノシシ肩ロース肉を和える。(長時間漬け込む必要はなく、和えたらすぐに焼く)
  2. ⑦で調味料と和えたイノシシ肩ロース肉を190℃のオーブンで約10～15分間、しっかりと弾力が出るまで焼き、そのまま5分間ほど落ち着かせる。

【盛り付け】

  1. 丼に⑥のサラダ、②のレンコン炊き込み黒米ご飯を盛る。
  2. 焼きあがったイノシシ肩ロース肉をスライスしてご飯にのせ、③のレンコンチップスをその上に飾る。
  3.